コラム
スキンケアと季節の関係
春
おでかけにピッタリなこの季節。
でも、寒かったり暑かったりで気温が安定しないため、
肌がついていけず、肌トラブルも起こりやすい季節です。
帰ったらまず洗顔。花粉などの汚れをしっかり落としましょう。 毛穴の奥まで十分に洗わないとニキビの原因になります。
洗顔後は化粧水で水分補給。
化粧水は自分の肌に合ったものをたっぷりと。
春は思った以上に乾燥しているので、化粧水で補った水分が蒸発しないように乳液や美容腋でフタをします。
また、春の暖かい日差しはとても心地よいものですが、
実は3月~4月にかけて紫外線量はグンと増加します。
毎日しっかりとUVカットのクリームなどで、日焼けシミ予防を必ず行いましょう。
クリームはSPF15以上のものがオススメです。
ニキビに紫外線が当たることで、メラニンが生成されてニキビ跡が残ることがありますので2?3時間おきにこまめに塗りましょう。
ここでひとつ注意点。
春はだんだん暖かくなり、皮脂の分泌も増加傾向にあります。
特に脂性肌の方はUVカットのクリームは控えめに。
夏
高温で多湿な日本の夏。
この夏で大切なのはやっぱり紫外線対策です。
紫外線を浴びないようにすることと、浴びてしまった紫外線に対する
対策も大変重要になります。
また、夏は気温が高く、皮脂の分泌量も多くなるため
スキンケアをするにもなかなか難しい季節です。
外に出て汗をかいたかと思えば、室内では冷房がしっかり効いていて乾燥しがちです。
汗は拭かずにそのままにしておくと天然の保湿成分と一緒に蒸発してしましますので、
肌が傷つかないように、タオルでやさしく吸い取りましょう。
さらに、冷房による乾燥は、冬の空気の乾燥よりも強力なため、
化粧水や乳液は控えめでも必ず使いましょう。
紫外線を浴びないようにするにはUVカットクリームですが、
ファンデーションなどでUVカットの効果があるものもあります。
うまく利用して紫外線対策をしましょう。
とはいえ、紫外線を全く浴びないわけではありませんので
帰ったら洗顔して化粧やクリームの成分をしっかり落とします。
その後はたっぷりの化粧水と乳液で保湿しましょう。
秋
だんだんと涼しくなり、過ごしやすくなるこの季節。
でも、1年の中で1番顔色が暗くなる季節と言われています。
それは、夏に受けた紫外線の影響がじわじわと肌に現れてくるからで、
夏のアフターフォローが必要な季節なのです。
しかし、この季節は角質が厚く毛穴が開きにくいため
化粧水などが浸透しにくくなります。
ですから、スチームやお湯を使って毛穴を開かせ、
浸透性の高い化粧水をゆっくり時間をかけて浸透させることで
肌トラブルを防ぐ必要があります。
また、保湿パックなども効果的です。
そのほか、肌のダメージ回復には栄養の補給も不可欠です。
たとえば、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラルなど
いつも以上に摂取しなければ、体内で消費されてしまい
肌のダメージ回復にまでまわってこなくなります。
必要であればサプリメントを活用することもオススメします。
冬
1年で最も乾燥する季節です。
外はもちろん、室内も暖房の影響で乾燥していますので
この季節、乾燥対策が一番重要になります。
スキンケアの基本、洗顔するうえで
この季節は、洗顔に使う水の温度も気をつけましょう。
この温度が高くても低くても、肌の大切な成分が落ちてしまうため
32度くらいを目安に、時間をかけて丁寧に洗いましょう。
洗顔の後は化粧水をたっぷりと。
手のひらで抑えながらじっくり浸透させます。
乾燥するこの季節は、乳液も顔全体に使い
しっかり肌を保護しましょう。
冬の風は非常に乾燥しており、
直接受けると、肌は大きなダメージを受けてしまいます。
化粧品などによるスキンケアも大切ですが、
風を直接受けないように注意することも
肌にとって大切なことになります。
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