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よく聞く美肌成分の効果は?

よく聞く美肌成分の効果は?

ビタミンC、コラーゲン、ヒアルロン酸など、お肌にいいと言われる成分。それぞれの効果は?

ビタミンC

抗酸化成分としても有名なビタミンCですが、具体的には以下のような効果があります。
  • 紫外線でメラニンが異常生成されるのを抑える
  • 沈着したメラニンを白くする
  • コラーゲンの生成を助けて肌のハリを保つ
成人1日の標準摂取量が80mgとされるビタミンCですが、体内に蓄えることができないため毎日摂取する必要があります。
しかし、サプリメントなどで体内に取り入れたビタミンCは、肌までカンタンには到達しませんので肌に直接塗布することも、肌にとっては効果的です。

また、運動不足やストレス、タバコなどによって体内の活性酸素が多くなると、健康を保つためにビタミンCを消費します。
適度な運動と禁煙は、美容にとても重要なのです。

コラーゲン

コラーゲンは、皮膚にも骨にも多く含まれるタンパク質のひとつで、体の乾燥を防ぐ役割を持ちます。表皮を支える役割があり、プリプリの肌を作ります。
その他、血管にも多く含まれており、健康な体を作るために必要不可欠なものです。
しかし、コラーゲンは年齢やストレスなどで減少してしまうため、皮膚の弾力性がなくなり、しわやたるみの原因となってしまいます。
積極的にコラーゲンを摂取するスキンケアが必要になりますが、コラーゲンは分子が大きく吸収されにくいため、食品から摂取するよりもサプリメントやドリンクで体に取り込むほうが効果的です。

ヒアルロン酸

たった1グラムのヒアルロン酸で6リットルの水を閉じ込められるという保水力バツグンの成分です。真皮の中に水分を閉じ込め、モチモチのお肌を作ります。
ヒアルロン酸もコラーゲンと同じく年齢とともに減少してしまいます。
フカヒレや軟骨などにもヒアルロン酸は含まれますが、非常に壊れやすく、食事で摂取するのは難しいためコラーゲン同様、サプリメントやドリンクで摂取するほうが効果的です。
最近ではヒアルロン酸を吸収しやすく低分子化した低分子ヒアルロン酸化粧品や、胃酸で分解されてしまう高い保水能力の高分子ヒアルロン酸を、分解されないようにコーティングしたサプリメントなども出てきています。

セラミド

セラミドは、何層にも重なる肌の角質層を接着する役割をする、肌の潤いに欠かせない成分で、こんにゃく芋やトウモロコシ、小麦などの穀物に多く含まれます。
角質層は角質細胞が重なって出来たもので、体内の水分が逃げないように防いだり、異物の侵入を防いだりするバリアの役目をします。
このため、年齢や環境の変化でセラミドの量が減ってしまうと肌が乾燥してしまい、外界からの刺激で肌トラブルを起こしやすくなります。
また、アトピー性皮膚炎の患者は、このセラミドが少ないことが分かっています。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、サケ、イクラ、カニなどの赤い色素でカロチノイドの一種です。
コラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、美肌効果を促進させる強力な抗酸化作用が注目されていて、肌荒れやしみそばかすを防ぎます。
活性酸素を取り除く能力としては、ビタミンCの6000倍、コエンザイムQ10の800倍あると言われています。
さらに他の成分と違い、肌細胞全体に働くため、強力な抗酸化力が発揮されます。
また、メラニン色素の沈着を抑える効果もあり、すでに出来てしまったしみそばかすにも効果があります。

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